●「くうりっぷ」開発経緯 |
山梨大学と甲府商工会議所が中心となり、医療・介護現場からの要望を取り入れた新製品・技術の開発を目的に、異業種企業が集結しものづくりを行っている甲府商工会議所主催「医療関連ものづくり交流会」にて、弊社は一昨年に医療関連用具の「ナースツール」の開発を行い、ベットサイドクリップ「くうりっぷ」を開発し、第一段階としてネブライザー(吸入器)用ネブホルダーを開発しました。
この商品は「看護・介護に携わる方の労力・時間的負担を軽減させる」目的で開発したものであり、先端のホルダーを変更する事で他のニーズに応じたものが容易に対応できる事になります。 |
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そして今回新たに、長期間の治療を余儀なくされる患者さんに対応する目的で、ベッドフレーム柵により強固に簡単に固定できるシャフトアームを姉妹機種として開発し、第一段階と同じ構想である、「ネブライザー(吸入器)用ネブホルダー」と、「人工呼吸器のYピース部を保持するYピースホルダー」の品揃えを行いました。この「くうりっぷ」の「ネブホルダー」、並びに「Yピースホルダー」は、医療補助用具として、即、お役に立てると思っておりますが、まだ開発途上の商品であり、これから更に改良を行っていきたいと思っております。 |
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●ナースツールってなに? |
医師や看護師をはじめとする医療従事者は、病院内において使用する場所や時間も含めて、病状の程度など、対象となる患者さんひとりひとりの事情はちがっています。病院スタッフは限られた人数で、患者さんごとに異なる状況に対応しなければなりません。
ナースツールは、そうしたさまざまな負担をかかえる現場の医療従事者の声をもとにして、医療器具をより簡便に、より効果的に、より安全に使用するための補助用具として開発されました。 |
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●ベッドサイドクリップってなに? |
患者さんがベッドでネブライザー(吸引器)を使用するときは、口腔と水平になる位置に比較的長時間にわたって器具を保持する必要があります。従来は患者さんが自分で持つか、そうでなければ看護師が付き添って水平位置に支えていました。
ベッドサイドクリップは、ベッドのヘッドボードあるいはフレーム柵に取り付けることで、患者さん自身や看護師に負担をかけることなく、ネブライザー、その他の器具を適切な位置と角度に保持します。 |
ベッドサイドクリップという名称は長くて言いにくいので「くうりっぷ」と呼んでください。空(くう)中で、あなたの手の代わりに器具を保持します、という意味です。 |
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●医療機関関係者様へ、評価お願い |
更なる改良・市場調査のために、ベットサイドクリップ「くうりっぷ」をご利用いただき、評価していただける医療機関に対して、試作提供を行っております。「ポスト」「Yピースホルダー」及び「ネブホルダー」について、是非とも、ベットサイドクリップ「くうりっぷ」をご利用いただき、評価を戴ければ幸いです。ご利用希望者は、お電話(0551-22-1429)または、こちらの「お問い合わせ」ページからご連絡をお願いいたします。 |